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慶應義塾大学病院
医師
(22年以上) 水晶体の混濁評価には眼科での専門的検査が必要であり、自覚症状出現時には白内障が進行している場合もある。
そのため、健康診断などでも利用可能な、小型・短時間・客観的な水晶体光透過率測定技術による早期スクリーニングが求められているが、生体で分光透過率を測定可能な機器は限られており、新たな開発が望まれる。 -
安全な移乗ができる車椅子(ID:1808)
東京都立墨東病院
作業療法士・理学療法士
(28年以上) ベッドから車椅子への移乗介助は、「高いところから低いところ」へ移ることになるため比較的容易である。
一方で、車椅子からベッドへの移乗介助では、車椅子の座面よりも低く下がるベッドは少ないため、「低いところから高いところ」への移乗となる。そのため、介助量が多くなると同時に、失敗するリスクが高まる。また、患者にとっても、座面が低い車椅子からの立ち上がりは困難で負担が大きくなる。デバイスが使われる疾患等の名称・概要
疾患問わず、自力で移乗することが困難なケース全般 -
斜視手術における顕微鏡下ガイドシステム(ID:1807)
東京都立多摩総合医療センター
医師
(30年以上) 斜視手術では眼位を矯正するために、外眼筋の移動先までの距離をルーラーで計測し、皮膚ペンで強膜(白目)にマーキングをしているが、正確かつ消えたり滲まないマーキングをするのが難しい。
手術顕微鏡の視野内(強膜上)に、眼球の形状に適した測定ガイドを表示したい。デバイスが使われる検査・手術・処置等
斜視手術年間件数
[自院] 85件 -
点滴固定用のテープ・シーネ(ID:1806)
東京都立小児総合医療センター
医師
(30年以上) 年間約7万人の新生児が集中治療室に入院し、その多くが手足に点滴治療を受ける。しかし、穿刺部位をテープやシーネ(添え木)で固定すると周囲の皮膚状態が見えなくなり、感染や点滴漏れの場合に発見が遅れ、迅速な対処が困難になる。新生児におけるトラブル発見の遅れは、発達などの長期予後や後遺症に大きく影響する。そのため、感染予防および点滴漏れの早期発見を可能とするテープ・シーネの開発が強く求められている。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
点滴を必要とするすべての新生児年間患者数
[自院] 500人 [全国] 10,000人デバイスが使われる検査・手術・処置等
点滴固定(末梢、中心静脈、動脈、臍カテーテル) 気管挿管チューブ年間件数
[自院] 1,000件 [全国] 100,000件 -
口腔内環境計測・測定装置(ID:1805)
さくらのクリニック
歯科医師
(16年以上) 口腔乾燥症は、歯科臨床の現場で頻繁に遭遇する症候である。一方で、診断過程において、口腔内の水分量測定機器は存在するものの、分泌された唾液によって作られる口腔内環境を計測・測定し、客観的に数値化できるデバイスはない。
口腔内環境を明示できるデバイスがあることで、超高齢社会における健康管理の一端を担う機器となり、口腔から全身の健康の意識するきっかけとなる。デバイスが使われる疾患等の名称・概要
第一に口腔乾燥症の検査目的での使用を想定している年間患者数
[自院] 2,400人 [全国] 8,000,000人デバイスが使われる検査・手術・処置等
口腔乾燥症における口腔内の水分量、水蒸気量、乾燥度の数値化を第一に想定している。次いで、口臭症、歯科2大疾患である歯周病と齲蝕、脱水症、不眠症、アルコールや薬物の検出目的での改良や応用を考えている。 -
立位ブッキーレントゲン撮影時補助具(ID:1804)
東京都立墨東病院
放射線技師
(12年以上) 自力での立位保持が困難な患者であっても、医師の指示により立位でのレントゲン撮影が必要な場面がある。その際、技師が防護着を着用の上、患者を支える形で撮影しており、「職業被ばく」と「肉体的疲労」が問題となっている。
撮影装置付属の簡易ベルトでの補助もあるが、安全性に乏しいため、新規開発を目指している。デバイスが使われる疾患等の名称・概要
対象となるのは、術後等含め長く立つことが難しいor困難(不安定)な患者に対して、立位レントゲン撮影が可能となる補助具を想定。多くの施設で使用可能。年間患者数
[自院] 30人 -
東京都立駒込病院
医師
(22年以上) 悪性脳腫瘍は予後不良疾患であり、その治療を困難にしている要因の一つに、腫瘍内の部位ごとに性質が異なる「腫瘍内多様性」がある。この解析には腫瘍組織を精密に採取する必要があるが、従来のランダムなサンプリングでは実現できず、適した器械も存在しない。現在、高度な解析に対応するサンプリング方式を備えたサンプラーを開発中であるが、腫瘍の固さや性質は症例により様々であり、安定的な採取には至っていない。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
悪性脳腫瘍の代表であるグリオーマ、転移性脳腫瘍年間患者数
[全国] 4,000人デバイスが使われる検査・手術・処置等
開頭腫瘍摘出術。術中に、摘出直前にサンプリング。 -
腸管長計測機器(ID:1802)
東京都立多摩総合医療センター
医師
(32年以上) 腹腔鏡下でおこなわれる減量・代謝改善手術の一部には、腸管長の計測を要する術式がある。現在は専用の器具が無く、腸管を引っ張りつつ目分量で計測している。海外にも既存品は無い。ある程度正確かつ腸管を傷めないようにやさしく測定するための器具が欲しい。発表者に具体的な器具のイメージはある。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
様々用途はあるが、第一には減量/代謝改善手術の一部を想定している。
当院:10人/年、全国:100人/年、海外:30万人年間患者数
[自院] 10人 [全国] 100人 -
ウェアラブル型体液量モニター(ID:1801)
東京都立小児総合医療センター
医師
(23年以上) 心不全症例、腎不全症例において体液量管理(特に血管内容量把握)は予後に直結する。非侵襲的な体液量評価として、バイオインピーダンス(BIA)法による評価ツールが存在するが、海外製の据置型の装置のみである。ウェアラブルかつ容易に装着でき、非侵襲的に小児重症症例の持続体液量モニタリングができる装置の開発が望まれている。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
腎不全症例
心不全症例
集中治療室入室症例年間患者数
[自院] 100人 -
微量ナッツ製造技術・デバイス(ID:1800)
東京都立小児総合医療センター
医師
(25年以上) 食物アレルギー診断では経口負荷試験が最も信頼ある検査であり、安全な摂取量の確定には正確に定量された食品が必須である。また原因食物の継続的な経口摂取は治療・予防において重要である。日本で急増中のナッツアレルギーは鶏卵等に比べ少量で重篤な症状が生じやすく、微量かつ正確に測定されたナッツを製造するための技術やデバイスを求めている。家庭や院内での作成は難しく、市販品(1g以下)は高価で種類も限られる。
デバイスが使われる疾患等の名称・概要
食物アレルギー発症のハイリスク(アトピー性皮膚炎の既往)および発症後の患者デバイスが使われる検査・手術・処置等
食物経口負荷試験年間件数
[自院] 1,200件